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こねこのジェーン ダンスだいすき!

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『こねこのジェーン ダンスだいすき!』
●●●きじとら出版の絵本●●●

作 バレリー・ゴルバチョフ
訳 あらいあつこ

タテ286mm×ヨコ222mm 36ページ
定価:本体1,600円+税
ISBN 978-4-908214-02-8
2015年8月31日 第1刷発行

★★東京都板橋区立いたばしボローニャ子ども絵本館主催
  第21回いたばし国際絵本翻訳大賞〈英語部門〉受賞作品★★

【帯の言葉 推薦文】
「この絵本を読んだみなさんの心に
 バレエの楽しさとお友だちとの
 大切な絆のあたたかさが伝わりますように。」
   ―――――森下洋子(松山バレエ団 プリマバレリーナ)

 *

生まれたときからずっと踊ってる、こねこのジェーン。
ほんとうに踊るのが大好きな、こねこのジェーン。
ステップを踏んだりくるくる回ったりするジェーンの楽しそうな様子、嬉しそうな顔には、絵を見ているだけでこちらの頬も、緩んでしまいます。
ところで、日本バレエ界の至宝、森下洋子さんの推薦の言葉には、
「お友だちとの大切な絆のあたたかさ」
とあります。
ということは、この絵本は……?

 *

絵本の冒頭です:

《こねこのジェーンは ダンスが だいすき。
 まいあさ ぴょんと とびおきて、
 いちにちじゅう バレリーナみたいに おどっています。》

(中略)

《あるひ、おかあさんは「バレエを はじめてもいいころね」と
 ジェーンを バレエスクールに つれていってくれました。》
 
 *

おお、とうとう始まったぞ、ジェーンのバレリーナへの道!
苦難を乗り越えて、あの華やかなステージに立つのね、ジェーン!

……というお話では、なさそうですよね。

初めて行ったバレエスクール。先生の言葉に、ジェーンはがぜん、はりきります。
だから、仲良しのカエルのケロくんが、

《どこにいってたの? ずーっと まってたんだぞ!
 サッカーしようよ」》

と声をかけてくれても、バレエの練習で忙しいからと、ジェーンは断ってしまいます。
なら一緒に踊ろうというケロくんに、そんなのバレエじゃない、なんて言うジェーン。怒ってそっぽを向く、ケロくん……。
ほかのお友だちも寄ってきて、いつしか好き好きに踊り始めるのですが、ジェーンはひとり離れて、くるくるとバレエの練習。やがておかあさんがどうして一人でいるの、と声をかけます。ジェーンははじかれたように飛び出して……。

 *

踊るって、体を動かすって、とにかく無条件に楽しいもの。
腕を振り、足を上げ、飛び跳ねて、寝転んで。
これらの動きはバレエにも、ジャズダンスにも、ヒップホップにも、歌舞伎や能の舞にもあります。だから、いいんですよ、なんでも。動こう、動こう。子どもと一緒に読んだらそのあとはしぜんと一緒に動きたくなる、そんなお話です。
そして、この、ジェーンのお母さんが地味にかっこいいんですよね。
絵本を最後まで読んでくだされば、わかります。
元気に遊ぶ子どもたちを、優しくおおらかな気持ちで、そして無理せず、見守っていきたい。そんなふうに思わせてくれる絵本なのです。

 *

以下、カバー袖に記載の著者情報です:

【作】
バレリー・ゴルバチョフ Valeri Gorbachev
1944年、ウクライナのキエフ生まれ。キエフ芸術アカデミー卒業。雑誌イラストレーターを経て、絵本作家となる。ソ連崩壊後、1991年に米国へ移住。米国でのデビュー作『おかあさんがいちばん』(講談社)以降の出版点数は50作を超える。水彩とインクを用いた明るい画風と生き生きとしたキャラクター描写で、世界中に多くのファンをもつ。邦訳作品は他に『ゆうびんやさんおねがいね』(徳間書店)、『クリストファーのしあわせないちにち』(偕成社)、『ほら、ぼくペンギンだよ』(ひさかたチャイルド)など多数。家族とともに、ニューヨーク市ブルックリンに暮らす。

【訳】
あらいあつこ 新井敦子
東京都生まれ。上智短期大学英語科卒。イギリスで6年間暮らす。帰国後、英会話講師、通訳ガイドを経て、翻訳講座に通っている。第21回いたばし国際絵本翻訳大賞(英語部門)最優秀翻訳大賞を受賞。

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