おやすみなさい トマトちゃん
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『おやすみなさい トマトちゃん』
●●●きじとら出版の絵本●●●
文 エリーザ・マッツォーリ
絵 クリスティーナ・ペティ
訳 ほし あや 訳
タテ256mm×ヨコ205mm 36ページ
定価:本体1,400円+税
ISBN 978-4-908214-09-7
2018年7月31日 第1刷発行
★★東京都板橋区立いたばしボローニャ子ども絵本館主催
第24回いたばし国際絵本翻訳大賞〈イタリア語部門〉受賞作品★★
【帯の言葉、推薦文】
「最後のページをとじると、6歳の娘は「ごちそうさま!」と、にっこり。
アニータといっしょに、トマトちゃんとの時間を楽しんだみたいです。」
―――――齊藤千恵さん(カゴメ株式会社 広報グループ)
*
表紙は全身で「トマトなんか嫌い!」「トマト食べたくない!」を表現しているのに、タイトルは「おやすみなさいトマトちゃん」???
いったいなにがどうなって「おやすみなさい」にたどりつくのか?
興味津々となりませぬか?(笑)
カゴメ株式会社の広報担当さんから帯文もらってらっしゃるのが、またいいですね!
つまり……トマトを食べたくなるんですよ!
*
絵本の冒頭です:
《アニータ! わがままは いいかげんに して!
トマトを もって あっちに いってなさい。
ぜんぶ たべおわるまで もどってきちゃ だめよ!》
《トマトを たべるなんて むりってば むり!
わたし、このトマト、ぜったいに たべないから!
あしたに なるまで もってるもん。》
*
この絵本の主人公アニータは、もうひとり(?)の主人公「トマトちゃん」をもって、自分の部屋でトマトちゃんと遊んでいるうちに……さて、どうするでしょう?
《かわいいトマトちゃん、
いいこ いいこ してあげる。
ゆーらゆーら してあげる。》
《トマトちゃんは ねむたくて しかたがないのね。
わたしは おなかが すいて しかたがない。》
*
「わたし」アニータは線画で、「トマトちゃん」は写真で表現されています。そして背景は写真や図案を用いたコラージュ。理屈で考えるとミスマッチっぽい技法が、絵本の中ではシンプルに連携して「トマトおいしそう!」という気持ちにさせます。面白い作品です。
*
以下、カバー袖に記載の著者情報です:
【文】
エリーザ・マッツォーリ Elisa Mazzoli
1973年イタリア、チェゼーナ生まれ。作家。1996年より子どもの本の作家として活躍するかたわら、イタリア各地で読み聞かせ、芝居、ワークショップなど、児童・教員向けのイベントを多数開催。2014年に差別をテーマにした “Noi”(未邦訳)でジュリット賞(イタリア、ビトリット市主催による児童文学賞)を受賞。翌年には、同書が国際児童図書評議会トロント支部の障害児図書推薦リストの1冊に選ばれる。4児の母。
【絵】
クリスティーナ・ぺティ Cristina Petit
1975年イタリア、ボローニャ生まれ。作家、イラストレーター。幼稚園のほか小中学校などでの教員体験をもとに、子どもの本を多数手がけている。イラストと写真を愛する3児の母。人気ブロガーでもある。https://blog.libero.it/maestrapiccola/
【訳】
ほし あや 星 文
1971年横浜市生まれ。テンプル大学ジャパン卒業後、イタリアに移住。イタリア企業での翻訳業務などを経て、日本の会社からの依頼で、英語・イタリア語での調査などを行っている。2児の母。イタリア、ボローニャ在住。本作で第24回いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)最優秀翻訳大賞を受賞。
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